2008年02月26日

ネコの生き様、人の生き様

080226.jpg掃除で開けた窓を閉めようとしたら、ネルが外を見ていた。
何か面白いものがあるわけでもなく、ネルの目の高さにはベランダの塀があるだけ。
「ネル、何が面白いの?」
あ…
私は何か面白いものがなければ見ないのか…
人は、面白い特別なものがないとそれを見ない。
そんな風に思っているんだ。

『何かなければ見てはいけないの?』
ネルは、いつ風に動かされるともしれない枯れ葉を。
鳥が通り過ぎた、かすかに見える空を。
いつもと変わらぬ風景を。
ありのままを。
ただじっと見ている。
だんだんと暮れて行く外の風を感じながら、ただそこにいるんだ。
意味なんて大してない。ただただ、そこにいるんだ。
同じ時間に生き、同じ空間にいながら、
何にでも意味を求める、人の傲慢な暮らしとは、違う所に生きている。
あぁそうだ、そうなんだ。
そこで生きている、目の前にある当たり前を感じながら、息をしているだけ。
そうなんだね、ネル。
posted by メイ・シオン at 00:00 | Comment(5) | TrackBack(0) | カウンセリング&セラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする