スクールから、生徒さんがインストラクター試験に受かったというお知らせが入りました。
良かった…
みなさんの努力が実を結んでとても嬉しい…ホッとました。
インストラクター試験は、きちんと勉強していれば受かる内容ですが、範囲の広い所が難点です。
解剖生理学は看護士の方でも「アロマテラピーなのにここまで?」と驚く程の内容範囲だといいます。
スクールでは週に一回、朝から夕方まで7回の講座を履修します。
受験するほとんどの人がお仕事や主婦業をこなしながら勉強することを考えると、広い範囲を7週間で詰め込むというのは、とても大変な作業です。
短い時間の中、わかりやすく、どれだけ興味深く印象付けるか、私にできる事はそれだけ。あとは生徒さん次第です。
時間のやりくりを上手にして、自分の覚え方に置換えて自習すること、出題形式に慣れることも重要です。
自習の仕方の一つとして、マインドマップを使う方法などもご紹介しています。
私自身、セラピスト試験の時、マインドマップを有効活用して合格できました。
インストラクターが合格できたことで勉強のモチベーションが下がり、セラピスト試験は3回目にやっと合格、と苦戦してしまったのです

けれど、この経験が後に講師として教えるのにとても役立ちました。
文字だけの情報ですんなり頭に入る人もいます。例えば、文字を読むだけで物語りにグーっと引き込まれるような人です。
私は右脳派なので文字情報ではなく、マインドマップのような視覚化したものだと頭に入ってきます。
人によって記憶の仕方は違うので、その人に合うやり方が効率的です。
また、内容を覚える時、物語化すると覚えやすかったりします。
私が講義をする時、その内容を物語りにすることがあります。
「友達に面白い出来事を聞いた」と思ったことなどは、良く覚えていたりしますよね。
何か興味深い出来事で「へぇーそうなんだ!」と思ってもらうことを大事にしています。
ここは重要!というばかりでは、どれもこれも変化がないので覚えられないのです。
解剖生理学などは、自分の身体に置換えて考えていくと、すっと入っていきます。
全く未知の分野でも、必ず実生活と直結しているものがあります。
自分で知らず知らず体験している事や、使っているものなどと結びつける事でも勉強はできるのです。
そういった楽しい学びが伝えられるよう、日々努力しています。
次回は、12月からの講座となりますが、それまでにまたパワーアップして、合格のお知らせが聞けるようがんばっていきます。