今週末から、アロマスクールの下半期の講義が始まります。
もう随分と前から、講義の準備をしてきました。
それでいて、まだまだ終わらない事がたくさん…
先週から、ついに1日おきの徹夜を開始しました。
疲労困憊かとおもいきや、昼間の仕事に出ても、全く眠気に襲われることなく、いったいどうしたことかと思っていました。
しかし…ついに私の免疫軍達が悲鳴をあげたようで…
昼間、頭痛がするな…と思って、肩こりからかな…などと暢気なことを思っていました。
が、こりは…もしや…イヤ絶対熱が出ている!!
と測ってみたところ、37.1℃
この微熱具合は、徐々に上がってだらだらと熱が出るサインです。
梅雨時期や季節の変わり目には、よくある不調のサイン。
…はぁ〜こんなところで熱が出るとは…
あれよあれよという間に、37.5℃ 頭痛は続きます。
こういう時は、お風呂で熱を上げて熱を出し切ってしまうのが早いのですが…
お風呂を洗う気力もあったりなかったり。
おりしも、今、必死に取組んでいるのは解剖生理学の免疫の部分。
壊れた赤血球を喰らうマクロファージの写真を、うっとりと見つめながら「あ〜この写真を生徒さんに見せたいなぁ…」と、オタクな妄想に浸っている間に、私の身体の中では、本当に彼らの戦いが激化していたのです。
あ〜私の白血球軍団が、私の中の何かと戦っている〜
がんばれ白血球!負けるな白血球!
私の明日は、きみたちの肩にかかっているのだ〜っ!!
って…
あちらはあちらで、何コキ使ってんだよバカヤローと思っているでしょう。
もっとちゃんと寝て成長ホルモンが出せるようにしてくれとか、ちゃんと栄養摂って細胞活性させてくれとか…
まるで現場の社員が、役員連中に講義するシーンのようです。
そんな私への文句を心に秘め、フラフラになっても、仲間の死細胞を沢山出しながらも、汗水垂らして戦っている彼らの姿が目に浮かびます。(反省)
やっぱり、お風呂入って、ハーブやらレメディやらビタミンCやら投入して、寝て回復しよう…
2009年06月25日
2009年06月22日
くちなしの花
2009年06月19日
郵便局懸賞もあと2品

カタログから選んだ商品が、半年間、毎月全6回に渡って送られてくるプレゼントだ。
1回目のプレゼントに選んだ商品は、双眼鏡。
宇宙人夫が、双眼鏡が欲しいと言ったから。
私が当たった商品だけれど、くじ運のない小僧にもおすそ分けしてあげようという寛大な心(?)から、一番目のプレゼントにした。
アホの子の宇宙人夫は「双眼鏡でのぞきをするから欲しい」と、バカ丸出しなことを言っていたが、のぞきができる家など周りに見当たらない。
というか…しないだろ、そんなこと。
少しは、星でも見えるかと思ったらしいが、この東京の明るい空でそんなものが見えるわけもなく、あっと言う間にブームは去った。
2回目に指定したプレゼントは、ヘンケルスの包丁。1本だけのヘンケルスの包丁と、2本組みの無名の包丁と悩んだ末の商品。

サイズは書いてあったけど、想像と違った。でも、もう10年位使ってた包丁は、トマト切ってもグズグスだったので、ヘンケルスがきてから切れ味はバツグン。
3回目は、フレーバーティーの紅茶3種セット。
ブランデー&オレンジ、ラム&チョコ、ウィスキー&バニラ。
ラム&チョコだけ飲んだけれど、ラムの香りがなんともマッチして美味しい〜
そして、今回届いたのは、さくらんぼ。
買うと高いんだよね、さくらんぼ。

それで箱を開けてみたら…あれっ?こんだけ?と思ったが、測ってみたら200gはあった。
まあ、景品なんだからそんなもんだろう…うちが2人家族でよかった。
4人家族などだったら、家族全員の期待を裏切って心の底から「あれっ?こんだけ?」の世界だっただろう。
1人100g食べるとけっこうお腹にたまるもので、我が家にはピッタリであった。
次回は桃がやってくる。あぁ、次も楽しみだ。
2009年06月17日
2009年06月16日
バスの老婦人がぼやいたのは…
最近、昼間はすっかり汗ばむ季節となり、バスでも冷房がかかっている。
バス内が少し寒いな…と思っていると、私が座った縦に並ぶ座席の、すぐ前に座ったご婦人が、何やら冷房口と格闘している。
年の頃は、60〜70代といったところだろうか。
私はバスに乗り慣れないので、冷房の吹き出し口が、どのような構造になっているかわからない。
他の吹き出し口をみると、風がこないよう口が閉まっている。
あー ご婦人は、口を閉めようとしているのだ。
私は手を伸ばして「簡単に閉められますよ」と言いながら、ガチャガチャと吹き出し口を裏返した。
ご婦人は「なんか前の人が、サッとやってたから…」
「ホント、ダメねぇ〜…すぐできると思ったのに」
「こう、ササっとね、できると思ったんだけど…」
「出た時は、暑かったから半袖で来ちゃったから…」
とひとしきり、誰に言うともなく、言い訳のような言葉を何度も何度も繰り返した。
私は「風がビュービュー来て嫌ですよね」
「外は暑くてもバスとか寒くて困りますよね」
と相づちを打っていたが、ご婦人のぼやきは、後方にいる私の方を振り返ることなく続いた。
そのぼやきが終わりそうにないので、「ねぇ〜」と相づちを打ちながら笑って返すしかなかった。
話しの終わり間近にご婦人は「どうもご親切に」と言った。
私は、この一連のやり取りの最中に、ご婦人がなぜ始めに一言のお礼でなく「ホントダメねえ〜」という出だしで始まったのか、自分のミスに気づいた。
ご婦人は、結構な年配者である。
この年頃の人たちは、日に日に衰えていく自分の運動能力や、手先が思うように動かない事への不安や不満、自分への苛立ち、嘆きとの戦いなのだ。
そんな人に私は、こともあろうに「簡単に…」などという要らない言葉をくっつけてしまったのだ。
ご婦人は、自尊心を傷つけられたに違いない。
自分の前に座った若い女性は簡単にそれをこなしていた。
自分がモタモタとして出来なかった事を、後方の私は「簡単に…」と言いながらサッとやってしまった。
自分が若い時なら、こんなこと造作もないことだったのだ。
こんなことすら出来なくなった自分が恥ずかしい。嘆かわしい。惨めだ。
もしかしたら…
『あなたがやってくれなくても、私はできたのよ。
簡単になんて言って、余計な事して。
これじゃ、私がまるで何も出来ないみたいじゃない。
いろんな事を言ってごまかすハメにさせて…』
そんな風に思ったかも知れない。
彼女の、自分の手の具合を気にかけながら、延々と続く言い訳ともぼやきともつかない説明の正体に気づいた時、なんとも哀しい、けなげな人間のサガを感じるのだった。
ご婦人は、降りる間際に私の方を振り返り、軽く会釈して降りていった。
バス内が少し寒いな…と思っていると、私が座った縦に並ぶ座席の、すぐ前に座ったご婦人が、何やら冷房口と格闘している。
年の頃は、60〜70代といったところだろうか。
私はバスに乗り慣れないので、冷房の吹き出し口が、どのような構造になっているかわからない。
他の吹き出し口をみると、風がこないよう口が閉まっている。
あー ご婦人は、口を閉めようとしているのだ。
私は手を伸ばして「簡単に閉められますよ」と言いながら、ガチャガチャと吹き出し口を裏返した。
ご婦人は「なんか前の人が、サッとやってたから…」
「ホント、ダメねぇ〜…すぐできると思ったのに」
「こう、ササっとね、できると思ったんだけど…」
「出た時は、暑かったから半袖で来ちゃったから…」
とひとしきり、誰に言うともなく、言い訳のような言葉を何度も何度も繰り返した。
私は「風がビュービュー来て嫌ですよね」
「外は暑くてもバスとか寒くて困りますよね」
と相づちを打っていたが、ご婦人のぼやきは、後方にいる私の方を振り返ることなく続いた。
そのぼやきが終わりそうにないので、「ねぇ〜」と相づちを打ちながら笑って返すしかなかった。
話しの終わり間近にご婦人は「どうもご親切に」と言った。
私は、この一連のやり取りの最中に、ご婦人がなぜ始めに一言のお礼でなく「ホントダメねえ〜」という出だしで始まったのか、自分のミスに気づいた。
ご婦人は、結構な年配者である。
この年頃の人たちは、日に日に衰えていく自分の運動能力や、手先が思うように動かない事への不安や不満、自分への苛立ち、嘆きとの戦いなのだ。
そんな人に私は、こともあろうに「簡単に…」などという要らない言葉をくっつけてしまったのだ。
ご婦人は、自尊心を傷つけられたに違いない。
自分の前に座った若い女性は簡単にそれをこなしていた。
自分がモタモタとして出来なかった事を、後方の私は「簡単に…」と言いながらサッとやってしまった。
自分が若い時なら、こんなこと造作もないことだったのだ。
こんなことすら出来なくなった自分が恥ずかしい。嘆かわしい。惨めだ。
もしかしたら…
『あなたがやってくれなくても、私はできたのよ。
簡単になんて言って、余計な事して。
これじゃ、私がまるで何も出来ないみたいじゃない。
いろんな事を言ってごまかすハメにさせて…』
そんな風に思ったかも知れない。
彼女の、自分の手の具合を気にかけながら、延々と続く言い訳ともぼやきともつかない説明の正体に気づいた時、なんとも哀しい、けなげな人間のサガを感じるのだった。
ご婦人は、降りる間際に私の方を振り返り、軽く会釈して降りていった。
2009年06月15日
紳助 DAIGOのフリ取りこぼす
島田紳助の冠番組「深イイ話」の本日の放送は特番であった。
前半は、前回反響があった「旨イイスペシャル」。
「深イイ話」は、あるエピソードについて、深い話しか、そうでないかを判定するものだが、「旨イイスペシャル」は、その食品が旨いか、そうでないかを判定するというもの。
いくつもある食品の中で、最後にゲストを含めた全員一致で「旨イイ」と判定されたのは、広島のお茶屋さんが作る抹茶ケーキだった。
お茶離れの進む現代に、お茶の存続をかけてアピールするために、1kg、5万円もするお抹茶を使ったという。
高級抹茶独特のさわやかな甘味が利いて、非常に上品な仕上がりになっていたようだ。
そこで、ゲストだったお坊ちゃまミュージシャンDAIGOが一言。
「おばあちゃんに持っていきたいですよ」
すると紳助は、
「そうだな、おばあちゃんにいいかも知れない(関西弁で)」
し、紳助!?
他の誰にも引けをとらない頭の回転の速さ、抜きに出たトークセンスの紳助ともあろう人が、どうして?
DAIGOのネタ振りをまさかの取りこぼしだ。
DAIGOと言えば、竹下元首相の孫。
最近でこそ、彼の独特のキャラクターで、芸能活動を確立している。
しかし、ここで高級抹茶を使ったお上品なケーキと売るフリならば、竹下登の妻であるおばあちゃんを、富裕層の公人としてかませなければダメだろう。
そのためのDAIGOのネタ振りはスルー。
どうしたんだ?島田紳助。
仕事のし過ぎか?
特にファンではないのですけど、彼の腕がバツグンだと思っているだけに、ちょっと心配になりました。
そんなネタでした。
前半は、前回反響があった「旨イイスペシャル」。
「深イイ話」は、あるエピソードについて、深い話しか、そうでないかを判定するものだが、「旨イイスペシャル」は、その食品が旨いか、そうでないかを判定するというもの。
いくつもある食品の中で、最後にゲストを含めた全員一致で「旨イイ」と判定されたのは、広島のお茶屋さんが作る抹茶ケーキだった。
お茶離れの進む現代に、お茶の存続をかけてアピールするために、1kg、5万円もするお抹茶を使ったという。
高級抹茶独特のさわやかな甘味が利いて、非常に上品な仕上がりになっていたようだ。
そこで、ゲストだったお坊ちゃまミュージシャンDAIGOが一言。
「おばあちゃんに持っていきたいですよ」
すると紳助は、
「そうだな、おばあちゃんにいいかも知れない(関西弁で)」
し、紳助!?
他の誰にも引けをとらない頭の回転の速さ、抜きに出たトークセンスの紳助ともあろう人が、どうして?
DAIGOのネタ振りをまさかの取りこぼしだ。
DAIGOと言えば、竹下元首相の孫。
最近でこそ、彼の独特のキャラクターで、芸能活動を確立している。
しかし、ここで高級抹茶を使ったお上品なケーキと売るフリならば、竹下登の妻であるおばあちゃんを、富裕層の公人としてかませなければダメだろう。
そのためのDAIGOのネタ振りはスルー。
どうしたんだ?島田紳助。
仕事のし過ぎか?
特にファンではないのですけど、彼の腕がバツグンだと思っているだけに、ちょっと心配になりました。
そんなネタでした。
2009年06月14日
子どものお礼
最近バスに乗ることが多い。
バスは小学生が一人で利用してることも多い。
ある日のバスで男の子が降りる時、大きな声で「ありがとうございました」と運転手にお礼を言って降りていった。
サッカーか何かスポーツクラブの帰りだったようなので、最近の子は、運動クラブでそのようにしつけられているのかと思った。
もしかしたら家でかもしれないけど…
この様子を見て、随分としつけられている子だな…と思いながら、この子はいくつまでこの習慣を続けて行くだろう?と考えてしまった。
また、別の日には、母に連れられた小学校低学年の女の子がいた。
女の子は制服を着ていて、お母さんもかしこまったスーツを着ていた。
きっと私立の学校で、母親も面談かなにかで学校に出かけ、その帰り道なのだろう。
この子も大きな声で「ありがとうございました」と言って降りた。
なんだこれは?
流行りなのか?
少し、背中が寒く感じた。
不特定多数が行き交う都会では、交通機関でお礼を言う習慣などない。
顔を覚えている位、人が少ない地方ならともかく…
お礼を言っていくのがおかしいわけではない。
何か特別にお世話になったのなら、心からお礼を述べていく事だってある。
先の男の子の場合、運動部でよくありがちな、何に対しても礼儀正しく「ありがとうございました」と言い慣れているニュアンスはあった。
しかし、バスに大勢で乗り込んで迷惑をかけていたのならまだしも、彼はずっとたった一人で乗っていた。
そして、後の女の子は、どう見てもそういうことに慣れているというより、学校で給食を食べる時「いただきます」と全員で合唱しているような口調であった。
どうなんだろう?
こういうことを、子どもがやることにとても違和感を持った。
ただ、大人に刷り込まれてやっているだけなのか?という疑念が浮かんだ。
なぜなら、女の子のお母さんは、一言も何も言わないのだ。
子どもだけが言っているのは、本当に不自然な光景だった。
これを子どものしつけの一環と思っているのなら、やめた方がよい。
大人の都合で、良い子を演じさせているに過ぎないからだ。
この子ども達の背景に、関わっている大人の「躾が行き届いている子を育てます、育てています」という、誇らしげな顔が浮かぶ。
子どもは、大人のための道具ではない。
自分達の評価を上げるために、子どもを道具に使ってはいけない。
まだ小さな子どもは、大人の傘の中でしか生きていけないため、とりあえずは大人の言う事なら、何でも正しいと思い込む。
大きくなるにつれ次第に、大人の都合であることが分かりだすと、大人の信頼度を著しく下げることになる。
子どもの中で、それまで偉かった大人が、腹黒い人間に映るようになっていく。
教育というのは、教科書通りの型にはまった、良いことを押し付けることではないと思う。
そういうことをしなくても、常に彼らは大人の所作を見て学習していくのだ。
日常的におばあさんに世話をされていた幼稚園児のエピソードを聞いたことがある。
おばあさんと良く散歩をしていた女の子は、道端でおばあさんが知人に出会い、立ち話をするシーンを良く見ていたそうだ。
ある日、その女の子が一人で歩いていると、おばあさんの知人に出合った。
女の子は、この知人と話した後、別れ際にこう言ったそうだ。
「それでは、ごきげんよう」
バスは小学生が一人で利用してることも多い。
ある日のバスで男の子が降りる時、大きな声で「ありがとうございました」と運転手にお礼を言って降りていった。
サッカーか何かスポーツクラブの帰りだったようなので、最近の子は、運動クラブでそのようにしつけられているのかと思った。
もしかしたら家でかもしれないけど…
この様子を見て、随分としつけられている子だな…と思いながら、この子はいくつまでこの習慣を続けて行くだろう?と考えてしまった。
また、別の日には、母に連れられた小学校低学年の女の子がいた。
女の子は制服を着ていて、お母さんもかしこまったスーツを着ていた。
きっと私立の学校で、母親も面談かなにかで学校に出かけ、その帰り道なのだろう。
この子も大きな声で「ありがとうございました」と言って降りた。
なんだこれは?
流行りなのか?
少し、背中が寒く感じた。
不特定多数が行き交う都会では、交通機関でお礼を言う習慣などない。
顔を覚えている位、人が少ない地方ならともかく…
お礼を言っていくのがおかしいわけではない。
何か特別にお世話になったのなら、心からお礼を述べていく事だってある。
先の男の子の場合、運動部でよくありがちな、何に対しても礼儀正しく「ありがとうございました」と言い慣れているニュアンスはあった。
しかし、バスに大勢で乗り込んで迷惑をかけていたのならまだしも、彼はずっとたった一人で乗っていた。
そして、後の女の子は、どう見てもそういうことに慣れているというより、学校で給食を食べる時「いただきます」と全員で合唱しているような口調であった。
どうなんだろう?
こういうことを、子どもがやることにとても違和感を持った。
ただ、大人に刷り込まれてやっているだけなのか?という疑念が浮かんだ。
なぜなら、女の子のお母さんは、一言も何も言わないのだ。
子どもだけが言っているのは、本当に不自然な光景だった。
これを子どものしつけの一環と思っているのなら、やめた方がよい。
大人の都合で、良い子を演じさせているに過ぎないからだ。
この子ども達の背景に、関わっている大人の「躾が行き届いている子を育てます、育てています」という、誇らしげな顔が浮かぶ。
子どもは、大人のための道具ではない。
自分達の評価を上げるために、子どもを道具に使ってはいけない。
まだ小さな子どもは、大人の傘の中でしか生きていけないため、とりあえずは大人の言う事なら、何でも正しいと思い込む。
大きくなるにつれ次第に、大人の都合であることが分かりだすと、大人の信頼度を著しく下げることになる。
子どもの中で、それまで偉かった大人が、腹黒い人間に映るようになっていく。
教育というのは、教科書通りの型にはまった、良いことを押し付けることではないと思う。
そういうことをしなくても、常に彼らは大人の所作を見て学習していくのだ。
日常的におばあさんに世話をされていた幼稚園児のエピソードを聞いたことがある。
おばあさんと良く散歩をしていた女の子は、道端でおばあさんが知人に出会い、立ち話をするシーンを良く見ていたそうだ。
ある日、その女の子が一人で歩いていると、おばあさんの知人に出合った。
女の子は、この知人と話した後、別れ際にこう言ったそうだ。
「それでは、ごきげんよう」
2009年06月10日
ネコの仕事

休日には「どしたの?どしたの?何で起きないの?もう朝だよ!」と何度もやってきてちょっと迷惑です。
目覚ましが終わるとベランダのチェックです。
侵入者がいないか夫に窓を開けさせ、ベランダの枯れ葉、外のすずめやカラスなんかをチェックします。
昼間は寝る仕事です。私がPCで仕事をしている日は、時々呼びにきます。
呼ばれたのでついて行くと特に用事はなく「ただ呼んだだけ〜」と言われ、この仕事の意図がわかりません。
夕方、私が帰ってくるとお出迎えをします。
夫が帰ってもお出迎えはしません。
スーパーの買い物から帰った時は、袋チェックの仕事に余念がありません。
スーパーの袋に乗り乗り…、誰にも触らせないよう舐めまわして、袋をゲットします。
ジャンボな体で押さえこんでいるので、そんな事をしなくても誰も取れません。
しかも、袋など要りません。
夫が仕事の電話をはじめると、ネコは本腰を入れはじめます。
電話代を節約させようと、小舅と化します。
電波の悪い部屋の中をうろうろする夫に「何やってるの!何やってるの!声がデカくてうるさいでしょ!!もうやめなさい!」後ろをついて回って説教です。
夫のバスタイムの前に、ネコの仕事はピークを迎えます。
夫を呼びつけこう言うのです。
「早く!もう遊ぶからね!後に着いてきなさい」そう言って部屋を移動させます。
背中を叩かせて戦闘体制に入ると、部屋をまたがって追っかけっこです。
狩られるのはもちろん夫です。
夫は都合の良い下僕です。
狩りの練習は2〜3回で終了です。巨体なので息切れするからです。
それをごまかすように、夫に命令して窓を開けさせます。
そして、何もなかったように夜風に当たるのです。
夫の足は引っ掻き傷で血だらけだというのに…
夕食はみんなと同じ時間にとります。
気分じゃない物だと「こんなのいらない」とぷいっとしてまるで王様気取りです。
夜になると夫を寝かしつける時間です。
閉まっている寝室のドアを、荒野のガンマンのように開けて登場します。
その後、臭っさい夫のスリッパを肩手に酔い、寝室に居座って夫が寝るまで番をします。
寝静まったのを確認すると、自分のソファーで一休みです。
深夜になるとPCで仕事をしている私をこっそり見張っています。
特に物陰が多い家でもないのに、陰に隠れて半身で見ています。
きっと星明子のマネでしょう。
私がお風呂に入ると、また意味もなく叫びます。
「どこ行ったのー?どこにいるのー?」
お風呂だとわかっているのに…ちょっとした嫌がらせでしょうか。
お風呂から出ると、寝ぼけまなこでご機嫌を伺いにきます。
さっきまでの叫びはなんだったのでしょうか?
私が寝る前まで、寝たふりをしながら見張っている時もあります。
寝ようとすると起きてきて、足元に丸太のように寝転んで、撫でを強要します。
ちょっとかまってから寝ると、最後の仕事、深夜の夜泣きが始まります。
また数時間後には、目覚ましの仕事が始まります。
ネコの仕事はけっこう忙しいようです。
2009年06月09日
就活記事 本音と建前?
ちょっと情けないものを見てしまって…
スルーしようかと考えたけど、メモってみます。
就活記事で以下のようなものがあってその中に
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0906/09/news004_2.html
学生さんは、就活が学校の滑り止めと同じと認識していると考えているから、あえてこう書いたと、この記事を読めば良いのだろうか?
この例で本音と建前を語るのはおかしいだろ…
「いいえ他社です」というのなら面接来るなってことですから。
質問に対して、大して働く気がないと答えているわけですから、
そんな人を採用するわけないじゃないですか。
本音と建前以前の、世の中のシステムを理解していないことを、暴露しているのですよ。
この記事じゃ「いいえ他社です」と本音を(正直に)言ったから落とされた、と勘違いしませんか?
学校は第一志望、第二志望とあったって、生徒や受験生はお客様なんですよ。
企業は、お客様を採るわけじゃない。
今度は、企業がその人に対してお金を払う側ですからね。
これ書いてる人の意図が読めません。
それとも、私の読み方が変なのかな…?
スルーしようかと考えたけど、メモってみます。
就活記事で以下のようなものがあってその中に
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0906/09/news004_2.html
最終面接で「第1志望は我が社ですか?」と問われ、「いいえ、他社の○○です」と本音で答えたために「なぜか内定がとれない」と嘆いている知り合いがいたが、社会で必要とされるのはやはり本音と建前。社会人としての技量が問われる面接の場でも、それがきちんと使いこなせなければダメということだろうか。なかなか、難しい話である。
学生さんは、就活が学校の滑り止めと同じと認識していると考えているから、あえてこう書いたと、この記事を読めば良いのだろうか?
この例で本音と建前を語るのはおかしいだろ…
「いいえ他社です」というのなら面接来るなってことですから。
質問に対して、大して働く気がないと答えているわけですから、
そんな人を採用するわけないじゃないですか。
本音と建前以前の、世の中のシステムを理解していないことを、暴露しているのですよ。
この記事じゃ「いいえ他社です」と本音を(正直に)言ったから落とされた、と勘違いしませんか?
学校は第一志望、第二志望とあったって、生徒や受験生はお客様なんですよ。
企業は、お客様を採るわけじゃない。
今度は、企業がその人に対してお金を払う側ですからね。
これ書いてる人の意図が読めません。
それとも、私の読み方が変なのかな…?
2009年06月05日
ぎっくり腰になりかける
昨日は、ある物をオークションに出さなければならず、その依頼者宅へ梱包に出かけた。
商品の中には、重さ8kgの真鍮の台が4つあり、それをダンボール詰めしなければならなかった。
腰を何度も痛めている私は、このような重いものを持つときとても慎重になる。
中腰では作業はせず、必ず気合を入れて持ち運ぶ。
真鍮の台は、モノ自体はそう大きくない。
例えていうと、筋肉を増強させるためのウエイト程度の大きさだ。
モノが小さいが、重さがあるため梱包には十分な配慮がいる。
一番下に詰めて、しかも動かないようにダンボールでガッチリ巻く。
ダンボール箱の大きさに対して、どのように並べたら良いかと、
床に座って箱から出したり入れたり、横にしたり縦にしたりしていたその時。
あっ!!
や、やばい ( ̄□ ̄;)
ぎっくり腰だぁ〜
立った作業では慎重だったにも関わらず、座った作業でも腰に負担がかかるというのを、すっかり軽視していたのだ。
まずいぞ、まずいぞ…
こんな所で、ぎっくり腰で寝込んでいる場合ではない。
まだまだスケジュールがみっちり詰まっているのに…
帰宅する時には、前傾姿勢でチンパンジーになったような格好で歩くことしかできなかった。
今日、明日中にこの状態をどうにかせねば…
家に帰って、早々に湿布を貼った。
ぎっくり腰は、腰で起きたつき指と考えて良いので、まずはクールダウンだ。
そして、夫に頼んで金魚体操を試みる。
金魚体操とは、脊椎のバランスを整える目的で、腰を左右にゆらゆら揺らす体操。
痛みがあり自分でできないときには、仰向けに寝た患者の腰の下に大きく長いタオル(紐でも可)などを敷き、施術者がこのタオルを両方から引張り、患者の腰部分を浮かせて左右に揺らすようにする。
そして、お風呂後(本当はシャワーが良い)、身体がほぐれているので、ゆっくりと自発動を試みる。
自発動とは、気を使って自分を治す方法で、気によって自分の身体が勝手に動く方法。
いつものように、ゆっくりとではあるが、わけのわからない動き(体操)を始める私の身体。
いつもの肩こりや腰痛程度なら10〜15分やるが、今回は、短めに5分位で終わらせる。
5分でどうかな?と思ったが、さっきまでチンパンジーだった私は、ようやくクロマニヨン人くらいに復活できた。
しかし、寝た次の日、また酷くなってしまうことがある。
寝ている間、動きが制限され筋肉が固まるからだ。
今回は、腰の違和感はあるものの、腕や大胸筋、足の筋肉痛の方が増していた。
今日はまだ金曜日。
土日を乗り切るために、行きつけの整骨院に駆け込んだ。
私の身体の様子を心得ている先生に、いつも通り施術をしてもらうと、クロマニヨン人の歩き方から、普通の人に復活。
まだ、痛みや違和感はあり、安心できない状態だが、ここまでくれば、どうにかなるだろう。
はぁ…ヒヤヒヤしたけど、どうにか回復に向かって良かった…
商品の中には、重さ8kgの真鍮の台が4つあり、それをダンボール詰めしなければならなかった。
腰を何度も痛めている私は、このような重いものを持つときとても慎重になる。
中腰では作業はせず、必ず気合を入れて持ち運ぶ。
真鍮の台は、モノ自体はそう大きくない。
例えていうと、筋肉を増強させるためのウエイト程度の大きさだ。
モノが小さいが、重さがあるため梱包には十分な配慮がいる。
一番下に詰めて、しかも動かないようにダンボールでガッチリ巻く。
ダンボール箱の大きさに対して、どのように並べたら良いかと、
床に座って箱から出したり入れたり、横にしたり縦にしたりしていたその時。
あっ!!
や、やばい ( ̄□ ̄;)
ぎっくり腰だぁ〜
立った作業では慎重だったにも関わらず、座った作業でも腰に負担がかかるというのを、すっかり軽視していたのだ。
まずいぞ、まずいぞ…
こんな所で、ぎっくり腰で寝込んでいる場合ではない。
まだまだスケジュールがみっちり詰まっているのに…
帰宅する時には、前傾姿勢でチンパンジーになったような格好で歩くことしかできなかった。
今日、明日中にこの状態をどうにかせねば…
家に帰って、早々に湿布を貼った。
ぎっくり腰は、腰で起きたつき指と考えて良いので、まずはクールダウンだ。
そして、夫に頼んで金魚体操を試みる。
金魚体操とは、脊椎のバランスを整える目的で、腰を左右にゆらゆら揺らす体操。
痛みがあり自分でできないときには、仰向けに寝た患者の腰の下に大きく長いタオル(紐でも可)などを敷き、施術者がこのタオルを両方から引張り、患者の腰部分を浮かせて左右に揺らすようにする。
そして、お風呂後(本当はシャワーが良い)、身体がほぐれているので、ゆっくりと自発動を試みる。
自発動とは、気を使って自分を治す方法で、気によって自分の身体が勝手に動く方法。
いつものように、ゆっくりとではあるが、わけのわからない動き(体操)を始める私の身体。
いつもの肩こりや腰痛程度なら10〜15分やるが、今回は、短めに5分位で終わらせる。
5分でどうかな?と思ったが、さっきまでチンパンジーだった私は、ようやくクロマニヨン人くらいに復活できた。
しかし、寝た次の日、また酷くなってしまうことがある。
寝ている間、動きが制限され筋肉が固まるからだ。
今回は、腰の違和感はあるものの、腕や大胸筋、足の筋肉痛の方が増していた。
今日はまだ金曜日。
土日を乗り切るために、行きつけの整骨院に駆け込んだ。
私の身体の様子を心得ている先生に、いつも通り施術をしてもらうと、クロマニヨン人の歩き方から、普通の人に復活。
まだ、痛みや違和感はあり、安心できない状態だが、ここまでくれば、どうにかなるだろう。
はぁ…ヒヤヒヤしたけど、どうにか回復に向かって良かった…
2009年06月04日
こどもの時の「将来の目標」
将来の整形のために財蓄を決心した小学生のわたしは、低学年から中学年になった。
中学年になったわたしは、なぜか「この子は将来美人になる」
と、大人にやたらにもてはやされるプチモテ期を迎えた。
特に、母親の幼なじみのおじさんから、
気持ち悪いほどにチヤホヤされ、かなり浮かれポンチであった。
………
そっか…私は美人だったんだぁ〜
じゃあ、将来整形はしなくていいかもしれない。
………
もしかして、将来、日本一の美人、いや、世界一の美人になるかもしれない。
でも…
クラスで一番の美人 ともみちゃんには負けてるけど。。。
す、すでに20分の1 程度の女子人口に負けてる、
日本一、いや、世界一の美人になるかもしれない中学年のわたし。。。
中学年になったわたしは、なぜか「この子は将来美人になる」
と、大人にやたらにもてはやされるプチモテ期を迎えた。
特に、母親の幼なじみのおじさんから、
気持ち悪いほどにチヤホヤされ、かなり浮かれポンチであった。
………
そっか…私は美人だったんだぁ〜
じゃあ、将来整形はしなくていいかもしれない。
………
もしかして、将来、日本一の美人、いや、世界一の美人になるかもしれない。
でも…
クラスで一番の美人 ともみちゃんには負けてるけど。。。
す、すでに20分の1 程度の女子人口に負けてる、
日本一、いや、世界一の美人になるかもしれない中学年のわたし。。。
2009年06月03日
こどもの時の「将来の備え」
幼稚園で 「かんごくさんになりたい」と夢をえがいた私は、小学生になった。
天地真理、麻丘めぐみ、南 沙織、アグネスチャン。
時代は、まさにアイドルブーム。
アイドルのプロマイドが売れに売れた時代だ。
ほんとうに好きなのか、よくわからないまま壁にプロマイドを貼る小学生のわたし。
そのくせ、青江美奈や奥村チヨがTVに出ると
歌がうまいな〜 ステキだな〜などと、目を見張る小学生のわたし。
天地真理、麻丘めぐみ、南 沙織の中だったら、天地真理が一番歌がうまいな〜
などと、寸評する小学生のわたし。。。
ある日、ごひいきにしている天地真理のある噂を耳にした。
「天地真理、整形かーーー!?」
………
整形か………
私は一重だしブスだから、将来整形をしなければいけないかもしれない。
整形はすっごくお金がかかる。
困ったな…わたしの家は貧乏だから、
今のうちからお年玉を貯めておかないと…
すでに、財蓄を心に決めていた、小学生のわたし。。。
天地真理、麻丘めぐみ、南 沙織、アグネスチャン。
時代は、まさにアイドルブーム。
アイドルのプロマイドが売れに売れた時代だ。
ほんとうに好きなのか、よくわからないまま壁にプロマイドを貼る小学生のわたし。
そのくせ、青江美奈や奥村チヨがTVに出ると
歌がうまいな〜 ステキだな〜などと、目を見張る小学生のわたし。
天地真理、麻丘めぐみ、南 沙織の中だったら、天地真理が一番歌がうまいな〜
などと、寸評する小学生のわたし。。。
ある日、ごひいきにしている天地真理のある噂を耳にした。
「天地真理、整形かーーー!?」
………
整形か………
私は一重だしブスだから、将来整形をしなければいけないかもしれない。
整形はすっごくお金がかかる。
困ったな…わたしの家は貧乏だから、
今のうちからお年玉を貯めておかないと…
すでに、財蓄を心に決めていた、小学生のわたし。。。
2009年06月02日
こどもの時の「将来の夢」
幼稚園の時、たなばた祭りがあった。
先生は「みんなが将来なりたい夢をたんざくにかきましょう」と言った。
将来なりたい…?
………
何も浮かばなかった。
友人達は
「わたしーかんごふさんになりたいー」
「あーわたしも、わたしも〜」
とかんごふさんになると言っていた。
か、かんごふさん………?
あ、あたしもそれ。。。
そして、たなばたのたんざくにこう書いた。
かんごくさんになりたい
夢が叶わなくて良かったと、つくづく思う。
先生は「みんなが将来なりたい夢をたんざくにかきましょう」と言った。
将来なりたい…?
………
何も浮かばなかった。
友人達は
「わたしーかんごふさんになりたいー」
「あーわたしも、わたしも〜」
とかんごふさんになると言っていた。
か、かんごふさん………?
あ、あたしもそれ。。。
そして、たなばたのたんざくにこう書いた。
かんごくさんになりたい
夢が叶わなくて良かったと、つくづく思う。