2011年03月12日

地震体験でわかった収納法

地震発生時、14Fの自宅にいた。場所は東京都下。
台風でも揺れる建物なので、揺れ自体には慣れている。
ここに越してから直下型は経験したことがない。
今回もゆるい横揺れから始まった。
あまりに長引きそうなので、玄関を開け避難路を確保。
するとかなり大きな揺れに移行して、普通に立っていられない状態。
玄関ノブを握りながら、まるで遊園地の遊技機械に乗っているよう。
ネコは急いでベッドルームに逃げ込んでいった。
ドアストッパーで玄関ドアを固定すると、隣の奥さんも同じように外に出ていた。
隣の奥さんに促され、地上を見るとお稲荷さんの所にある銀杏のご神木が台風のように揺れている。
地上の人たちもその場に立ち尽くしていた。
目の前にある、33F建てのマンションも、何軒かは窓を開けて避難路を確保している様子。
しかし、その窓が右に左にガッシャンガッシャンと動いている。
窓サッシがまるで、そろばんを振り回した時のコマのよう。
廊下にある備え付けのキャビネットからは、本がバラバラと落ちた。
家の部屋の中でも色んな物が倒れる音がする。
いつものように、お風呂の浴槽の水が揺れでビチャビチャと音を立てている。
今回の揺れは、今までで生きてきた中で一番大きな揺れだ。
14Fにいるせいか、体感では震度5強か6くらいだったと思う。
そして、揺れが始まってから1分位で収束するのが、地震の揺れ標準と言われているのに、
2〜3分位は、揺れていた気がする。

110311_1507~0001.jpgこれ以上、揺れが大きくならないと踏んで、玄関から部屋に戻るとエラいことになっていた。
廊下備え付けのキャビネットの本は散乱。
冷蔵庫の上にあったビール、ジュース類が全て落ちて散乱したが幸い割れは無し。
キャスターのついたベンチ収納は、当然動きまくり。
パソコンと本戸棚のある私の仕事コーナーは、本が飛び出てレール式の引き出しが全開。
この戸棚には、4か月くらい前に転倒防止のふんばる君をつけたばかり。
ふんばる君の一つが見当たらないが、下には落ちていない。
一つは、つっかえ棒の役割をしたまま、曲がって壊れていた。
机上のパソコンディスプレイは落ちていない。
半年前に買ったばかりのノートPCも無事。
旧パソコンのXP本体は、キャスター付の引き出しから横に滑り落ちた。
プリンターは、不安定な棚にあったため無残にも落ちてふたが取れていた。
その他、机にあった小引出からは領収書や書類、その他ファイルや紙ものが散乱。
しかし、150cmはある姿見鏡は倒れていない。
ベッドルームはほぼ無傷で、夫のギターがケースごと倒れているくらいでここの姿見鏡も無傷。
下駄箱も本来なら、扉が開いてバラバラと靴が落ちてもおかしくないが全く問題ない。
TVやステレオ、食器棚も動かず。
風呂へ行くと、水が出た形跡はあるが何も落ちるものは無し。
トイレは驚くことに、タンクの水が散乱してビチャビチャに。
余震がくるかも…と思ったが、すぐに片づけを始めた。
万が一の時のために、まず道を確保しなければならないので廊下から。
片づけていくと、全てが飛び出たわけではないことに気づく。
自分の本戸棚もほとんどが本やファイル、書類で埋め尽くされているが、こちらにもある法則が…
「びっちり詰まっていると飛び出てこない」
なるほど…詰まっていれば出てくる隙もないわけだ。
戸棚が倒れずに済んだのは、ふんぱる君が突っ張ってくれていたせいで、棚の中身にも同じことが起きていたわけだ。
レール式の引き出しもストッパーがかかっているので、ガチャガチャと出たり入ったりするのと同時に、床に対してのストッパーになってくれたはず。
引き出しが飛び出て、重心が下にくれば棚も倒れにくくなるのだろう。
それと同じことが、玄関の下駄箱でも起きていたことになる。
靴箱ごと隙間なくびっちり詰めているので、出てくる隙もなかったわけだ。
食器棚にも同じことが言えた。
大きい地震でも横揺れなら、びっちり詰めればよいわけだ。
いつも夫からは、びっちり詰めすぎてどこに何があるかわからない。
すぐに出せないとブーブー言われていたが、こんなことに役立つとは思いもしなかった。
我が家は、元々家具類が少ないので、地震でも危険地域はほとんどないけれど、
おかげさまで、被害があったのはプリンターのみ。
それでも、ふたが壊れることなく、排紙口が閉まらなくなっただけだった。
3時間ほどで片づけを終えて、余震が続く中ご飯にありついた。
次の日のために風呂に入り、この後のもしもの災害に備えて、水が出るうちに洗濯をする。
風呂への新しいきれいな水を張り、やかんや鍋にも水を確保した。
夫は足止めで帰ってこないので、猫が私のふとんにやってきた。
出たり入ったりソワソワしていたが、最後には私の頭上の枕に居座っていた。
やはり、不安だったらしい。

110311_2348~0001.jpg翌日、外に出るとマンションのフロア内壁タイルが割れて落ちていた。
マンションは、西向きと南向きの建物がT字型に連結しているタイプ。
元々、都市計画に基づいて、地権者を収容して作ったマンションだが、
一部の地権者が立ち退きを拒否したので、不安定なT字型にしたらしい。
T字型は地震の際、連結部分に揺れの負荷がかかりそこから壊れやすい。
そのセオリー通りに、T字連結部にクラックが入ったらしい。
一番上の14Fの連結部は、部分的に隙間ができ水漏れが発生。
1Fの同じ場所のエントランスで、内壁タイルが破損していたというわけだ。
となると、全部の階でヒビが入っているはず。
修繕にいくらかかるんだろう…

しかし、こんな大きな地震がきたのに、全く予知らしい前兆はなく、
9日のヒーリングセミナー中に、空のエネルギーに違和感があったくらいだった。
やっぱり、何の役にも立たないね…(@_@;)
明日は、開けた途端にバラバラ落ちそうで、怖くて見ていない梯子式のロフトを開く。
まるでパンドラの箱だな…
posted by メイ・シオン at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする