2011年02月10日

自然の法則 その11

自然の法則 その9
http://maysion.seesaa.net/article/184784932.html のつづきです

私は1996年の元旦から、3週間程の入院をしました。
病は大したものではありませんでしたが、そこでの出来事は私にとって価値ある体験となったのです。
救急で運ばれた私は7人以上いる相部屋に入院しました。
当時、救急を受け入れる病院というのは、たいてい老人病院と化していました。
ここも例外ではなく、病室内は足を折った患者1名以外は全て老人でした。
糖尿、心臓、高血圧…重体でなくとも、入退院を繰り返し、棺桶に脚を突っ込んでいるような人ばかりでした。
その中に、80才過ぎの老婆が疲労骨折か何かで入院してきました。
その病状自体は大したことがなかったのですが、入院した晩から毎晩わめいていました。
老婆の40才代の息子が、現地で行なわれたお見合いで中国人女性と結婚するとことが決まったからでした。
言葉も通じない、どこの誰ともわからないような人と息子が結婚しようとしている。
その不安から眠りかけては起き、夢と現実の区別もなく息子の名を呼び叫ぶのです。
また、他には心臓で何度も入退院を繰り返し、人の噂話が好きで「まだお迎えが来ない」とばかり言っている人。
糖尿病で食事制限が自分でできないことから、親類に入院させられ何年も病院を転々とさせられている人。
白内障で目は真っ白に濁り、他の重い病を抱えていた人もいました。
そして老人達は毎日のように話しているのです。
「どこどこの誰々さんは、先月亡くなったって…●●さんはまだ生きているのかね?
もう、早くお迎えがこないかね…」

その12へつづく…
http://maysion.seesaa.net/article/185259504.html
※自然の法則その8までは2005/9/1に、その9からは2006/3/19に記したものです。
posted by メイ・シオン at 17:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 自然の法則 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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