こちらのスクールにはカウンセラークラスとライタークラスがあり、
私はカウンセラークラスに通っていた。
このスクールは、社会人が勉強できる環境が少なかった十数年前からあり、
女性のためのスクールの先駆けと言えよう。
昼のカウンセラークラスの生徒さん達にチラシを配り、
その後生徒さん達とランチをご一緒させて頂いた。
私が通っていた頃同様、みなさんこの時間のディスカッションを
とても大事にされているのがわかる。
生活環境も年齢も様々だが、心理カウンセリングの学びを共有しているので
自ずと話は盛り上がる。
自分のこと、他人のことの心について深く話す場面は、日頃ありそうでない。
心理ストレスのほとんどの原因が職場や家族、周りの人間関係にある。
もっと言ってしまえば、その人間関係を巡る自己の葛藤にこそ、その原因はある。
こういった心の内を話せる環境がたくさんあるのなら、
病気や犯罪も増えないのではないかと思う。
昼のカウンセラークラスと夜のライタークラス共に受講している方がいた。
ランチの後、その方にお付き合いいただき、
ライタークラスが始まるまで時間を潰すことにした。
彼女は仕事の傍ら、毎週新幹線で他県からこの都心のスクールに通っている。
交通費もかさむことだし、一気に両方受講してしまおうと思ったと仰っていたが、
なかなかできることではない。すばらしい勇気とファイトだ。
彼女とは初対面のはずなのに、前から知っていたかのようにたくさんの事を話した。
彼女のフランクさは、相手に気遣いをさせない、本当の意味での心遣いを感じる。
そう、お招き上手な西洋人のようなスマートさである。
ここ数カ月、アロマサロンの事で頭がいっぱいで、ゆっくりと話だけをする機会を失っていた。
彼女と話ながら「あ〜私が本当にやりたいのはやはりカウンセリングなんだなぁ…」と、
しみじみ思った。
夜、スクールのライタークラスの生徒さん達に宣伝告知をさせて頂き、スクールを後にする。
スクール周辺は、繁華街らしく、所々、数年前とは姿を変えていた。
ここに通っていたのがつい昨日のように思っていたけれど、
あっという間に時間が経ってしまったんだな。
アロマセラピーの道に踏み込んだばかりだけれど、時間は否応なしに過ぎていく。
アロマセラピーと心理カウンセリング、これをつなぐ道はまだまだこれから。
もっともっと勉強しなくては…と身を引き締めた。
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私はセラピーやりながらこれって(占いもカウンセリングもコーチングも)自分自身を削りながらする仕事なんだなとつくづく感じます。『鶴の恩返し』のように・・。すごくエネルギー使うんだよね。だから自分もどこかでエネルギーをチャージする必要があると感じています。勉強も大事だけど、ね。