
明けてこの日、地元の病院で再診してもらう。
救急病院で借りてきたレントゲンを持ち、傘を杖代わりに夫に付き添ってもらいながら病院へ。
家のマンションから、数百メートルしか離れていない病院だが、歩くとなるとちょっと辛い。
面倒なので夫に背負ってもらって行こうかと思ったが、じゃあバイクで行くと却下された。
何だよ、あたしゃ〜そんな重くないのにケチジジイ…
と思ったけれど、何故バイクで行くと行ったのかその後わかった。
私が行こうとしていた病院と違う、少し遠い病院を想像していたらしい。
しかも、その病院、整形外科もない。
夫が具合悪くて救急を探していた時、その病院は診療科目がろくになく、
使えない病院だとわかっていて、当時その説明もしていたのに、
人の話を全く聞いていないことが判明。
自分が勘違いしていたにも関わらず、また私のせいにして文句を垂れている。
あ〜うざいヤツ。
ついてきても、荷物を持とうか?でもなく、手を貸すでもなく…
見てるだけ〜〜
昔っからこんなヤツだから慣れっこだけど、指示すれば動くんだよなぁ〜
ジジイのくせにマニュアル世代か…(-_-;)
整形外科は連休明けの月曜だけあって満員御礼。

夫は家に帰して用があったらまた呼ぶ事にした。
足を着かなければさして問題もないので、診察室へも左足ケンケンの方が速い。
再度レントゲンを撮り、違う角度からも見てみる。
その後、念願の松葉杖を貸してもらう。
これでやっと1人で移動できるじゃない。
シップも貼り直し、足カバーも貰っちゃった。
足カバーは、シャワーキャップの足版みたいなやつ。
ギプスと包帯の上から履いて、外で足を着いても包帯が汚れない。
お会計前に荷物持ちのため夫を呼び出す。
松葉杖は病院で貸してくれる時、3000円の保証金というのを払う。
そして、一日100円で貸出してくれて返す時、保証金は返ってくる。
でも、昨日の救急病院では、保証金7500円と言われたんだよな〜
この違いは何なんだろう?
薬局へ行き、シップを貰い松葉杖の人になって帰る道々、夫の嫌がらせがまた始まる。
「もう、松葉杖なんだからもっと速く歩けるでしょ〜」
あ゛〜ムカツクなぁコイツ!
なんでこんなスジ違いのコミュニケーションしか取れんのだぁ〜(ーー゛)
そういえば、私の母が父のことを、一言多い嫌味なヤツといつも言っていたっけ…
そんな人間が常に周りにいるようにできているのかしらね〜
ほんの数百メートル歩いただけなのに、ある事に気がついた。
子どもは正直なのか、必ず私の足を見て振り返ったり、じっーと凝視している。
障害者の人たちは、こういう目のことを耐えられないと言っているんだな…
少しだけ、その様子がわかるような気がした。
家に帰ってからは、家で快適に過ごす為、色んな道具を駆使することに余念がない。
まずは、車椅子代わりにキャスター付パソコン椅子をリビングに持ってくる。
キャスターですいすい動けるヒャ〜快適〜何か楽しいかも〜 ヽ( ´ー`)ノ
リビング、キッチン、ベッドルームまではこれで移動できる。
椅子はガス圧式なので高くすれば、キッチンの水道にも楽に手が届く。
段差があるトイレと洗面コーナーへは、ロフトの扉を開けるフック棒を杖代わりに設置。
洗面台の前にも折りたたみ椅子を置く。
段差の浅い和室は、パソコン椅子持ち上げることでクリア。
後は、ケンケンで歩くか、四つん這いか、お尻でスリスリ移動すればよい。
バリアフリーってやっぱり大事よね〜と身に染みて感じるのだった。
骨折日記のつづき
シャワー強行
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痛かったでしょうね
そう男って自分が具合が悪いときは大袈裟なくせに、全く思いやりにかける人種だとおもいます
世には一緒に行ってくれない夫もいるようだから行ってくれるだけでいいと思うしかない・・・かなってね
それにしても保証金のその違いは何!!
家での生活も準備を整えたようですので
動けないわけではない、
たべられないわけではない
頭を使えないわけではない
手も使える
出来ない事を嘆くより、出来ることを考えて有意義な治
療生活をしてください
まこさんの仰るとおり、男は思いやりにかける人種が本当に多いようです。ある女性がガンを患った時の手記の中で「病気の妻は要らないと夫に言われた」というくだりを読み、この方は何と辛かった事でしょうと悲しくなりました。
骨折生活でも、できることはたくさんあるのでエンジョイしようと思っています。