2006年11月13日

ダライ・ラマ講演へ(その3)

ダライ・ラマ法王の講演は、質疑応答へと入り、質問のある人が手を挙げ、司会の方や法王から選ばれた人が質問をしました。
まずアリーナ席の方から1名、そして2階席、3階席と計3名の予定でした。
しかし、法王は次々と「他にいませんか?」とアンコールに応えるサービス精神旺盛なミュージシャンのように、質疑応答を繰り返したのです。
最終的に5時まで延長し10名近くの人が質問をしたと思います。
多くの質問の答えは一貫して「正しい知識を得る(学ぶ)こと。やさしい心、思いやる心、慈悲の心によってそれらは解決できる」とお話していました。

その中で私が特に注目したことばを記します。

人が安心感を得るとき(母からの愛情を受けた、条件なしに守られる感覚の記憶によって)他者からの愛と慈悲に依存している状態といえます。
(育み慈しむといった点で自然的な欲求の接触、肉体的レベルで概念ではない)
生物としてみると哺乳類は、生まれた時から他者なくして生きられない生物(母親の事)そして、相互依存に基づく生物であると言える、互いの協力なくして生きられないのです。
このことから、他者を攻撃する事は無意味(自分自身を脅かす事)であることが分かります。


これに通じることばは、本にもありました。
地球上にこれだけたくさんの人がいるのに、一人ひとりは自分しか見ません。
食べるのにも、着るのにも、社会における地位を得るのにも、有名になるのにも、他人に依存しているのに、これだけ緊密に関わりのある人を敵と見なします。
これは驚くべき矛盾ではありませんか。
(「抱くことば」より)

怒りや憎しみ、恐怖やネガティブな状態をその場で処理する事は困難です。
ですから日頃から、静まる心、穏やかな心を用意しておく事が必要です。
それには心を静める訓練しなければなりません。
その方法は知識レベル(根拠を持って理解実感する)で理解することが大事だと思います。

平和の第一歩は自分自身の心の平和です。

争いや問題解決は、対話コミュニケーションによってしか解決しないと私は思います。


質問の中には、私の想定外のものもありました。
つづく
posted by メイ・シオン at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | カウンセリング&セラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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