2008年04月11日

ダライ・ラマ記者会見で思ったこと

私は10年以上前、TV出演したダライ・ラマを見て以来ダライ・ラマ狂だ。
2年前講演に行った程の、ただのミーハーなダライ・ラマのファンの一人である。
10日、シアトルに行く途中、日本に立ち寄ったダライ・ラマの記者会見があった。
今回のチベット問題で、日本に向けて何を語るのか?ニュースを心待ちにしていた。
その中で「中国国民は、中国政府によってチベット問題に対し誤った認識をさせられている」といった内容のコメントがあった。
TV報道では「無垢な中国人…」という訳でテロップが出ていた。
正しい会見の全容を知りたくて、信用性の高いダライ・ラマ法王日本代表部事務所のサイトをあたったが出ていなかった。
この発言で常に思っている『あること』を思い出した。
「お上の言うことを信じちゃいけない」
戦中当時、歌手活動を規制・非難された淡谷のり子さんの言葉で、自分の目で耳で確かめたことを信じろというメッセージだ。
政府による洗脳、情報操作は今にも始まったことではない。
そしてこれらは中国のみならず、ちょっと思い浮かべるだけで、アメリカ、韓国、最も劣悪な北朝鮮を思い起こす。
戦時中の日本は、今の北朝鮮に勝るとも劣らない勢いだった。
本当にそうだったのか?疑問に思った私は、二次大戦当時、小学生だった父に聞いたことがある。
「本当に天皇が神だと思ってたの?」
父の答えは迷わずイエスだ。
戦況に対してだってウソの情報で国民は騙され続けてきた。
自分達が信じていた国家に。
そして、戦争に負け、驚異的な繁栄の米国に勝てるわけがなかった事を知り、当時の日本人はアイデンティティーを失い、夢のような生活を送っている米国に追いつけと、物質的な豊かさのみを求め、繁栄の影に心を病んでいく現代に繋がっている。
話がそれたが、私たちが得ている情報が常に正しいとは限らない。
中国国民が国家教育という名の下、情報操作されているのと同じに、私たちも過去に同じ事をされていた。
現代でも、それは別の形でされているとも言える。
マスコミ報道がどれだけ真実を伝えているか、本当の所わからない。
今回のチベット問題に対して、海外と比べると及び腰の報道な所を見ればそう疑える。
中国との関係に慎重になっている、政府の圧力があったとしても不思議ではなく、現に中国からダライ・ラマの日本での政治的活動に協力しないよう圧力をかけられ続けている。
中国人の国民性が問われる問題が相次いでいるが、ある種の洗脳という点では、日本人も中国人も変わらない。
問題は、国家を動かしている大きな力なのである。
チベット問題を考える時、中心的な問題は人権問題である。
ちょっと長くなったので、それは次回に…
posted by メイ・シオン at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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