
https://dbmd.jp/映画公式webでは「開始3分で号泣」とコメントした"ボウイの痛いファン"と自称するイエモンの吉井氏。
えっそんな映画なの…?
泣いた。3分で。
いや3分かからなかったかもしれない。
私は吉井氏と感性がとても似ている。
彼ほどクレイジーなボウイファンではないけれど…
ボウイが死んだニュースが流れてから、X JAPANのhideファンの後追い自殺の気持ちがわかったような気がした。
いつかくるだろう…と覚悟はしていたものの、それくらい喪失感に襲われ、
今でも、時おり恐ろしいほどの虚無を感じる。
吉井氏を知ったのは、30年位前か…
デビューした彼らのスタッフであった幼馴染からもらったハガキ。
「デビューしたイエモンをよろしくね」とのご挨拶のPRだった。
その時は、彼らがボウイファンだったことなど知る由もなく。。。
その後、既に音楽シーンに疎かった私は、ボウイの『HOURS…』(1999年)のライナーで吉井氏がボウイ信者であることを知る。
「泣いた」
吉井氏がライナーで書いたその一言で、この人のフリークぶりが理解できた。
80年から断続的に追いかけてきたボウイ。
この頃は『ロウ』が一番で、いわゆるベルリン3部作は評価してもグラム時代のボウイは聞かなかった。
ボウイフリークは世界的な成功を収めた『レッツダンス』で戸惑い落胆し、
その後、離れてしまうファンもいた。
私もぼんやりと音楽そのものと、彼の音楽から離れていった。
それでも、たまに聞く新盤のニュースに淡い期待を持って、なんとなく追いかけて買ったりしていた。
そんな中で、ボウイが迷宮から抜け出したのを感じたのが『HOURS…』のアルバムだった。
そう、ずっと待っていたんだ。
私的アルバムと言われるこれを。
「泣いた」
ああ、これだ。
吉井氏のライナー通り「泣いた」
ずっと忘れないで追いかけていたのは、この瞬間のためだったのだろう。
アイコンとしてのボウイはムービー内で観ていられる。
けれど、ただのミュージシャンとしての仕事人の顔が映り、
ふと気の抜けた David Robert Haywood Jonesの顔を覗かせたとき、
もう二度とこの人に巡り会うことはないことを突き付けられ…
ポロポロと泣けてくるのだった。
イマンと出会い人並みの幸せを掴んだボウイは、異星人から人間に戻っていった。
この時、すでに人として普通に亡くなることができるパスポートを手に入れたのだと思った。
ムービー中、かなりな時間スペースボーイが2度使われていたり、
『HOURS…』や『Rialty』に全く触れられていないのはちょっと違和感。
一方であの酒の日本のCMが使われているのは意外だった。
よく会社がOK出したなって。
posted by メイ・シオン at 06:43
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D.Bowie&music
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